日本全体で捨てられている生ごみ(家庭)は、年間約1,100万トン!
ナゴヤドーム約9杯に相当する量です。
食糧自給率約40%の日本人が、食べ物をごみにしても良いのでしょうか?
生ごみ出さないプロジェクト 活動内容
家庭からの生ごみ発生抑制
- 平成11年名古屋市の「ごみ非常事態宣言」から、名古屋のごみは3割減量しました。
「レジ袋の有料化」も全市で実施。次のターゲットは「生ごみ」です。
お店の生ごみは「堆肥化」や「飼料化」でリサイクルしていますが、問題は家庭の生ごみです。
名古屋市がリサイクルしようとすると、大変なコストがかかります。
市内で有効活用することも困難です。家庭の生ごみを元から減らすにはどうしたらよいのか?
消費者・事業者で議論を開始します。
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フォーラム「チャレンジ!生ごみダイエット」
- 日 時:H23年12月11日(日) 13:30〜16:30(受付13:00)
- 場 所:名古屋都市センター特別会議室(名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内)
- 定 員:80名(申込不要/当日先着順)
- 参加費:無料
- 主 催:生ごみ出さないプロジェクトチーム
第1部 基調講演「もったいないごみを考える」
高月 紘 氏(石川県立大学 教授/京エコロジーセンター 館長)
京都市において、20年間に渡り「ごみの組成調査」を行われた高月紘氏をお迎えし、家庭からどんな食品が生ごみとして捨てられていたか、また時代と共にどう変化していたかの実態についてお話を伺います。
そして、どうしたらその生ごみを減らせるのか?そのために私たちは何をしなければならないのか?助言をお聞かせいただきます。
【講師プロフィール】
略歴:1941年京都府生まれ。1965年京都大学工学部卒業、1977年京都大学工学博士、1985年京都大学環境保全センター教授。
現職:石川県立大学教授、京エコロジーセンター館長。
専門:廃棄物管理、環境教育。
主な著書:「ごみ問題とライフスタイル」「ゴミック廃貴物」。
主な仕事:廃棄物処理に関する研究、環境教育・環境学習の実践。
その他:環境マンガの制作、日本漫画家協会会員、ペンネームはハイムーン。
第2部 ディスカッション「発生抑制 決め手は何か?」
「生ごみ出さないプロジェクト」の活動から、家庭で食べきれずに捨てられる食品の筆頭は「野菜」でした。
おいしく食べきるためには何が必要なのか?
高月紘氏とプロジェクトメンバーの市民・事業者・行政・専門家が議論し、解決策を探ります。
上記リンクから案内チラシ(PDF)をダウンロードしていただけます。
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なごや環境大学連携フォーラム「チャレンジ!生ごみダイエット」
- 日 時:H23年1月22日(土) 13:30〜16:00(開場13:00)
- 場 所:伏見ライフプラザ12階 第2研修室(名古屋市中区栄1-23-13)
- 定 員:50名程度(申込締切1月13日(木)必着)
- 参加費:無料
- 内 容:魚柄 仁之助 氏 講演会/これまでの「生ごみ出さないプロジェクト」の取り組みについて
講演「どーしてこーなった? 食べ方上手だったハズの日本人」
魚柄 仁之助 氏(食文化研究家)
目の前の生ごみ減らしでなく、ごみを生産しない暮らしづくりを広い視野で考えよう。
ちょっとエコとか、すぐできるエコって、見方を変えれば、小手先だけのすぐ廃れるエコだったりもする。
〜講師プロフィール〜 食文化研究家。1956年福岡生まれ。
実家は大正時代から続く古典料理屋。古道具屋などを経て、1994年『うおつか流 台所リストラ術』(農文協)で衝撃的にデビュー。
以降、加工度の低い素材を活かした、安上がりで安全な食生活を提言し続ける。
二十数年間にわたって収集した戦前から戦後にかけての食文化に関する膨大な資料をもとに、
日本人の食文化の変遷を研究中。(岩波書店『食べかた上手だった日本人』より)
【申込方法】上記リンクからPDFをダウンロードし、記載の方法にて申し込みください。
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連続環境セミナー「チャレンジ!生ごみダイエットII」
- H22年9月22日(水) 10:00〜13:00
第1回 座学(試食あり)「目からウロコの冷凍・冷蔵術」
(参加費500円/定員15名)
- H22年11月6日(土) 10:00〜13:00
第2回 クッキング「旬な食材をおいしく食べきろう」
(参加費500円/定員15名)
- H23年1月22日(土) 13:30〜16:00
第3回 フォーラム「生ごみダイエット」
(参加費無料/定員50名)
【申込方法】上記リンクからPDFをダウンロードし、記載の方法にて申し込みください。
【申込締切】第1回:9月16日(木) 第2回:10月25日(月)
本講座は平成22年度「あいちモリコロ基金」の助成を受けて開催しています。